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台湾旅行お役立ちTips

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2017.09.01

精進料理に見えません!【素食と書いてスーシー②】

精進料理に見えません!【素食と書いてスーシー②】

素食(スーシー)とは何か。ひとことで言うとベジタリアン、つまり菜食主義に基づいた食事を指します。台湾の人々が素食を選択する理由にはじつにさまざまなものがあります。精進料理の思想の根幹となる宗教的な理由、動物愛護の観点、健康維持やダイエット、環境問題や食糧問題への配慮etc..

台湾の街なかをゆくと、「素食」あるいは「卍」マークを掲げた素食のレストランや屋台、そして素食食材を売る食料品店を数多く見ることができます。人々はそれぞれのライフスタイルのなかで、それぞれの頻度とルールに基いて「素食」を選択しているのです。

ちなみに洪銀龍(ホンインロン)先生が作る素食料理のスタイルは超ゴージャススタイル!

こちらは宴席料理にも登場する料理、「義式龍鬚菜」(イーシーロンシュツァィ)。

大豆由来のいわゆる素食ハム、葛科の芋を使用した餡を麦粉でつくった春雨でくるんで揚げたもの。本来は餡の部分に海老を使用しますが、そこは素食なので、大豆とおイモ由来の食材を使用するんですね。ちなみに真ん中の、菊の花に見立てた細工野菜は紅テンサイを使用したもの。

 

ちなみに【素食と書いてスーシー①】に掲載したこちらの料理も洪先生の宴会料理にしばしば登場するもので、「三色生魚片」(サンスェアシォンユーピィエン)などとメニューには表記されます。

これらの正体は、コンニャク、アロエ、サンゴ草、モチ米などを使用した「刺し身モドキ」。真ん中の赤い身は見た目だけでなく食感もサーモンそのものですが、サンゴ草とモチ米、そして人参の色素をベースに信じられないほどリアルな「モドキ」を実現しています。

日本の精進料理でもそうですが、中華圏の素食にもこのような「モドキ」料理がさまざまに存在しているのです。

(つづく)

 

 

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